木部の塗装の適正時期は?
2017/02/10 UP
住宅の外部にも様々な木製の造作物があります。カーポートやテラス、バルコニーにパーゴラなど。ガーデニングには木製の造作物が相性がよく、加工性も良いためによく利用されています。木製には質感もよく良い面も多いのですが、悪い点でいうと定期的なお手入れが欠かせません。雨風に晒されているために長期間塗装せずに放置しておくと腐りや劣化の原因となります。水を吸わさないために木に脂分を吸わせる。素材保護の観点からは防水が一番大切です。もちろん、美観の観点でも塗装は大切な要素ですが、一番は防腐材として塗装することが大切です。塗装の周期は早ければ3年程度で塗装すると非常に長持ちします。遅くても5年周期で塗装したいところです。
最近はホームセンターに様々な塗料が陳列され、塗装する刷毛やローラーなどの道具も豊富です。是非DIYにチャレンジすることも良いと思います。自分で塗装することにより、痛み具合もよく理解でき定期的に塗装する意識も上がります。特に富山など北陸では凍害により木も痛みます。冬期に内部に吸い込んだ水分が凍結し木の繊維を内部から犯してしまいます。塗装の季節としては冬になる前に塗装しておくことが肝心です。
写真は塗り替えが完成した画像。しっかりと塗り込まれています。適正な塗布量を塗布することも大切です。ラティスのような細かな造作では水を受け止めやすく痛みやすくなります。もちろん木の材質にもよりますが早めの塗装をお勧めします。
もっと詳しく知りたい方や痛み具合をプロに確かめて欲しいという方は職人直営の小川塗装にお気軽にご連絡ください。
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