富山で外壁塗装・屋根塗装なら塗装職人直営店の小川塗装にお任せください。他社と同じ工事なら価格と仕上がりが違います。

有限会社小川塗装
小川塗装の施工対応エリア お問い合わせ

塗装面表面の塗膜割れ

2017/03/21 UP

{CAPTION}

久々に見る気持ちの良いくらいの塗膜割れである。最近ではほとんど施工のニーズがなくなった吹付タイル仕上げ。20年から25年くらい前までは割とメジャーな外壁の仕上げ材であった。
モルタル壁やコンクリート壁の仕上げに使われるパターン仕上げ(模様付け)である。
シーラーを吹いた後に主材で模様を吹き付ける。その際にタイルガンを使用するが熟練した技術が必要となる。主剤を吹いた後にトップコートを最後に吹き付けをして仕上がりとなる。
主剤にも弾性性能の高いものもあり弾性タイルと呼ばれ当時のかなりの高級仕様である。もちろん弾性性能があるためにクラックなどを防ぐ効果がある。15年~20年経過しても弾性性能が残っている現場も見かけるので流石である。また、トップコートにも様々な材料があり当時であればアクリル系統の溶剤の塗料が主流だろう。吹き付けタイル自体は壁面の仕上がりとして残っていても、表面の素材保護のためのトップコートが劣化してしまうと防水性能も落ち、吹き付けタイル層の傷みが始まってしまう。
言うなればトップコートが長持ちしていれば吹き付けタイルも長持ちする。定期的にトップコートを塗り替えすることが大切である。
目安とすれば、チョーキングを起こしていることや、写真にあるような塗膜割れを起こしている状態になれば再塗装の時期である。

富山においてもモルタルの住宅や大規模なマンションなどの物件に多く見られる。
塗装職人の技術が発揮される仕上げ材なので大切に長持ちさせたい。