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トタンや金属鋼板の下塗りに注意

2017/03/05 UP

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今週は天候も良く現場廻りが順調に進みました。春が待ち遠しいですね。さて、今回塗装させていただいたお宅は、富山市内の築年数も30年以上の板金の外壁。半分が金属サイディングで半分が塩ビ鋼板のリブ波トタン。現場が海岸沿いのためサビの防止のために当時の職人さんが塩ビ鋼板の板金をセレクトされたのであろう。確かにそのおかげか、表面の劣化は進んでいるがサビの進行は抑えられている。うっかり気がつかずに段取りして塗装してみると塩ビ鋼板であったでは取り返しのつかないことになる。塩化ビニールに含まれている可塑剤が溶け出して塗装した塗膜がベトベトになるのである。また、密着も悪いために通常のさび止材などであれば剥離の原因となることもある。せっかく足場を組んで塗装をしても数年で剥離してきては目も当てられない。

そんなどうしようもない塩ビ鋼板ではあったが、日本ペイントさんから素晴らしい材料が発売された。
ニッぺ塩ビゾルウレタンプライマーなる下塗り材だ。実際に塗ってみると隠蔽性もよく塗膜がカンカンになるようなイメージ。しっかりと塩ビ鋼板をホールドしている。そして、上塗り材もその上からかなり塗りやすくなる。材料としては少し高額となりますが安心具合を考えると塩ビ鋼板にはこれで決まりですね。上塗りのノリも良くプロも驚くピカピカな仕上がり間違いなし。また、金属サイディング部分はガルバリウム鋼板を使用してありますので防錆効果の高いスズカファインの信頼できる強力錆止め材のさびストップを使用。溶剤系の二液のエポキシ系錆止め材です。サビと反応し強固に固まる強力な錆止めですが、普通の業者では下塗り材や錆止め材までこだわる業者は少ないので施主様の立場であっても多少の勉強は必要でしょう。「錆止めは何を使っているのですか?」と質問をして答えられない業者では下請けに丸投げしている可能性が大きいですね。
というわけで、富山県内の海近くの沿岸部にお住いの方は塩ビ鋼板を使用してある家が多いのでトタンや金属鋼板の塗装をお考えの方は外壁リフォームのプロがいる小川塗装にご相談ください。富山市、射水市、滑川市、魚津市、高岡市の沿岸部の方で判断がつかない方は見積もりとご相談は無料ですのでお気軽にお声がけください。