外回りの災害対策について
2021/03/12 UP
あなたと家の屋根は大丈夫?
築25年の棟板金の被害
台風や突風で屋根の被害が増えています。異常気象でしょうか?風で瓦屋根が飛んでいくケースやトタン屋根が捲れ上がるケースなど様々。ですが実は一番多いのはコロナあるなどの平板スレート屋根における棟板金が飛んでしまうケースが多いのです。下地に使われている木材が経年劣化や水漏れなどによって腐ってくる。下地が弱って固定力が落ちている上で強い突風が加わると一気に跳ね上がります。写真は3年前に塗装させていただきたお宅ですが2021年2月の突風で棟板金が飛んでしまいました。塗装時には気がつきませんでしたが、下地が腐っていたんでしょうね。このようなケースもありますので築後20年を経過すると棟板金のチェックが必要ですね。
明らかは下地の痛みがわかります。
鍵は錆びていても残っている。
写真の通り、下地において木材が腐っていたことがわかります。
最近では腐らない金属製の下地や樹脂製のものも出ているのでそのような建材をセレクトすることまで大切です。
屋根にずっと上っていない方は、是非一度プロに点検してもらうことをお勧めします。下から見ていても気が付かないことは多々ありますので注意が必要です。