富山市にて塗装工事 欠かせない!養生
今日の気温は富山市で30度超え。いよいよ暑い季節がすぐそこにやってきました。梅雨の時期もやってきます。そんな今日は富山市にて戸建て住宅の養生を行っております。屋根は瓦、外壁材はリシン吹付でした。さあ、外壁塗装を行う際、「養生(ようじょう)」という作業があることをご存じでしょうか?養生とは、塗装の際に塗料が飛び散ったり、余計な場所に付着したりしないように、建物やその周囲を保護する作業のことを言います。一見地味な工程に見えるかもしれませんが、実は塗装の仕上がりや施工後の満足度を大きく左右する、とても重要な工程の一つです。
養生の目的
塗料の飛散を防ぐ
外壁の住宅リフォームでは主にローラーや刷毛で塗ることが多いです。ですが、塗っている最中に風に乗って飛んでしまうことがあります。養生によってそれを防ぎ、窓ガラスや玄関ドア、植木、車などに塗料が付着するのを防ぎます。
仕上がりを美しく保つ
境目やラインをきれいに出すためにも養生は欠かせません。例えば、外壁と窓枠の間など、色の切り替え部分にきちんと養生テープを貼ることで、塗りムラやはみ出しを防ぐことで美しい仕上がりになります。養生がまさに職人の腕の見せ所かもしれません。このような理由から養生は大事とされています。
養生の方法
実際にどのようなものを使って養生していくのかといいますと
①ビニールシート(マスカー)
マスカーと呼ばれることが多いビニールシートにテープがついた製品になります。マスキングテープにビニールシートがついた製品も多く使われます。窓や玄関、写真のように瓦などの下屋根部分、ある時は車など広い範囲を覆うことができます。
②マスキングテープ
養生の基本となるテープで、窓枠やサッシなど塗装しない部分の境目に貼ります。粘着力が強いテープだと、剥がしたときに跡がついてしまいますがマスキングテープは粘着力が適度で、塗装後にきれいにはがせるのが特徴です。
③ブルーシートや防水シート
地面や植木、エアコン室外機などを保護するために使います。屋外でも耐久性があり、雨に濡れても安心です。
それから足場に結んでいる養生ネットも飛散防止の養生の一つです。
まっすぐ丁寧に貼ることできれいな仕上がりになります。
養生は丁寧に、正確に行います。雑に貼ったテープや隙間のあるシートでは、塗料が入り込んでしまい、ガタガタなラインになるなど結局手直しが必要になることもあります。さらに、養生をしたまま長時間放置すると、風でめくれたり、日光で劣化してしまったりすることもあるので必要なタイミングで養生し、塗装後はできるだけ早くはがします。エアコンの室外機や通気口を完全に覆ってしまうと、使用できなかったり様々な問題が出てくるので施工の際はこのようなところまで注意しながら作業をしています。塗ったらきれいになる外壁塗装ですが、塗るまでにも様々な作業があります。小川塗装では一つ一つの工程を丁寧に仕上げていきます。もちろん塗装工事のみならず、外壁金属サイディング、屋根カバー工事も承っております。外装工事をご検討されている方はぜひお声かけくださいね。